千葉市民ギャラリー・いなげの位置する稲毛地域には、文化財の旧神谷伝兵衛別荘をはじめ、かつて海辺の保養地だった頃の歴史や文化が多く残されています。
当館ではこうした記憶を発掘し、街の魅力を発信していくために、地域の方々と共に「稲毛八景」を選定しました。
本展は「稲毛八景」をテーマに公募した水彩画コンクールの受賞者・入選者の初の作品展です。
この展覧会をご覧なる前、またはご覧になった後、あなたもぜひ「稲毛八景」を巡ってみませんか?
【稲毛八景】
※八景を構成する個々の項目は、風景の対象地とそこでの事象や事物を組み合わせています
◆神谷別荘”秋月”
…国登録有形文化財。保養地稲毛に残る唯一の洋館建築。
(平成29年9月1日から耐震改修工事のため約13か月間休館)
◆松林”夜雨”
…かつて「関東の須磨」とも称えられた松林。
◆浅間神社”晴嵐”
…大同3年(808年)富士山本宮浅間大社の分霊を勧請したと伝えられる由緒ある神社。
◆ゆかりの家”夕照”
…千葉市地域有形文化財(建造物)
昭和12年に愛新覚羅溥傑夫妻が新婚生活を送った居。
◆白砂”落雁”
…日本初の民間飛行場が開設された場所。
◆稲毛海岸”帰帆”
…船泊まりだったあたり。
◆千蔵院“晩鐘”
…千手寺と南蔵院が明治42年に合併してできた真言宗の寺。
◆せんげん通り”暮雪”
…かつて駅と海水浴場をつなぐメインストリート。
【関連企画】
〇「稲毛お話し会 part9」11/11(土)10:30~12:00 参加無料
※申込は下記のお問合せ先へ。(当日参加も歓迎)
〇「よとぼし夜間特別公開」11/25(土)・26(日)20:00まで
開催日
平成29年11月11日(土)~30日(木)9:00~17:15 ※11/25(土)26(日)20:00まで ※11/30(木)15:00まで (休館日:月曜)
開催場所
千葉市民ギャラリー・いなげ
住所
千葉市稲毛区稲毛1‐8‐35
交通
・JR稲毛駅から徒歩約15分 または 西口1番/2番/3番バス利用「京成稲毛駅入り口」下車、徒歩5分
・京成稲毛駅から徒歩約7分
料金
無料
主催者
千葉市民ギャラリー・いなげ
お問合せ
電話:043‐248-8723 FAX:043-242-0729
URL
http://business4.plala.or.jp/g-inage/exhibition/kikakuten.html
備考
作品提供:横岡匠氏「旧神谷伝兵衛稲毛別荘」



